はじめに
パスポートには、パスポート番号、氏名、国籍、生年月日、発行国、有効期限などの情報が記載されており、日本に滞在している外国人にとって、パスポートは在留カードと並んで非常に重要な身分証明書です。
本記事では、このパスポートの残存有効期間と更新手続きについて説明します。
パスポートの有効期限について
パスポートには有効期限が記載されています。
例えば、「2024年12月15日まで有効」といった具合にパスポートに有効期限が記載されています。
しかし、この有効期限は、有効期限前なら自由に出入国できるというわけではないことに注意が必要です。
どうして残存有効期間に注意が必要なの?
パスポートの残存有効期間とはパスポートの有効期限までに残っている期間のことです。
海外渡航先によっては、パスポートの残存有効期間が一定期間以上ないと入国を許可されない場合があります。
有効期限が2024年12月のパスポートを持っていて、2024年10月に海外に出国しようとする場合、残存有効期間は2か月しかありません。
この場合、空港に行っても出国ができなかったり、渡航先での入国を拒否されたりする可能性があります。
例えば、タイに渡航する場合、旅券残存有効期間は入国時6ヵ月以上必要とされていますので、残存有効期限が6か月以上あるパスポートの用意が必要です。
渡航を検討している場合には残存有効期間が6か月未満の場合パスポートを更新しておく必要があります。
パスポートの更新手続きはどうするの?
外国人がパスポートを更新する場合、国によって手続きは異なり、日本にある母国の大使館や領事館で手続きを行います。
更新手続きの際に必要な主な書類
- 現在のパスポート
- パスポート更新申請書等
- 規格に合った写真
- 身分証明書類
- 手数料
国によって必要な書類や手数料が異なるため、詳細は各国の大使館や領事館に確認が必要です。
手続きに関する注意点
パスポートの更新手続きには、事前に予約が必要な場合があります。
また、大使館や領事館は東京、大阪、名古屋などの大都市に集中しているため、本人が出向いて手続きする場合には時間がかかることがあります。
手続きには時間がかかるため、余裕をもって準備することが重要です。
まとめ
パスポートは重要な身分証明書であり、有効期限の管理と適切な更新手続きが必要です。
この記事が、パスポート更新手続きを理解しやすくする一助となれば幸いです。
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