
こんにちは。
当組合のブログをご覧いただきありがとうございます。
エヌ・ジェイ・ビィ事業協同組合のサポート担当です。
今回は、ミャンマーから来ている技能実習生にとって、とても大切なイベント「水かけ祭り(ティンジャン)」についてご紹介します。
日本ではあまり馴染みのないお祭りかもしれませんが、実は4月は、ミャンマーでは“年末年始”のような特別な時間が流れています。
ミャンマーのお正月「ティンジャン」とは?
「ティンジャン(Thingyan)」は、毎年4月に行われるミャンマーの新年のお祝いです。
年の終わりの汚れを水で洗い流し、清らかな気持ちで新年を迎える――そんな意味が込められています。
お祭りの時期には、町中で水をかけ合って楽しむ光景が広がります。
大人も子どもも、バケツや水鉄砲を持ってにこにこ。
笑顔と笑い声があふれる、にぎやかで楽しいイベントです。
実習生にとっても大切な時間
このティンジャンの期間は、ミャンマーにとっては一斉にお休みとなる大型連休でもあります。
ですので、この時期はミャンマーにある会社からは連休のご案内といったメールが届くこともあります。
日本で働く技能実習生にとっても、家族や友人とビデオ通話をしたり、ふるさとの風習を思い出したりする、大切な季節です。
「今、ミャンマーは水かけ祭りなんですよ」と、うれしそうに話してくれる実習生も多くいます。
遠く離れた日本にいても、気持ちはふるさととつながっているようです。
職場でもちょっとした“お祝い”を
この時期、実習生とちょっとした交流のきっかけを作ってみるのもおすすめです。
たとえば
- 昼休みに「ミャンマーってどんなお正月なの?」と聞いてみる
- 寮で小さなお祝い(ティンジャンのお菓子やジュースを用意してあげる)
- ミャンマーの音楽を流して、文化を感じられるようにする
…など、ほんの少しの気遣いで、実習生の気持ちがパッと明るくなります。
2025年のティンジャンは少し特別です
今年は3月末にミャンマーで大きな地震があり、多くの方が被災しました。
その影響で、現地では一部の水祭りイベントが中止となっています。
離れて暮らす実習生の中には、家族の安否や故郷の状況をとても心配している方もいます。
こんな時こそ
- 「大丈夫だった?」
- 「何かできることがあれば言ってね」
といった言葉をかけてあげることで、安心につながります。
さいごに
文化の違いは、わからないことも多いかもしれません。
でも
- 「あなたの文化を知りたい」
- 「一緒に祝いましょう」
という気持ちは、言葉以上に伝わるものです。
ミャンマーの実習生にとって、ティンジャンは特別な思い出のつまった大切な行事です。
ぜひ今年は、気にかけていただければと思います。
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