はじめに
外国人技能実習制度は、日本の技術や技能を海外に伝え、母国の経済発展に役立ててもらうことを目的としている制度です。
この制度を通じて、東南アジア諸国の青壮年労働者は技能実習生として日本に来日し、日本の企業で働きながら技術を学びます。
技能実習生受入れで求められる知識とは?
技能実習制度で外国人労働者を受け入れる際には、適正な実施が求められるため、法令遵守が重要です。とはいえ、法令は幅広くどのような法令が制度に関わってくるのかと思っている方は多いと思います。
実際、技能実習は技能実習法令だけではなく、労務管理や入管法にも関わってくる制度ですので、組合員様からもかかわる分野が多くて大変声をよくお聞きします。
外国人技能実習適正実施マニュアルとは?
そこで、企業が適切に技能実習生を受け入れるためのガイドラインが外国人技能実習機構から提供されています。
『外国人技能実習適正実施マニュアル』というものが外国人技能実習機構のホームページに掲載されており、以下のような主な具体的な法令のポイントが解説されています。
- 技能実習法令のポイント
- 労働法令のポイント
- 入管法令のポイント
自主点検シートとは?
適正実施マニュアルは技能実習法、労働関係法、入管法を踏まえて適正な技能実習制度の運用を図る際に自主的な点検を行えるようにして作成されているのが特徴です。
具体的には、自主点検シート(監理団体編)、自主点検シート(実習実施者編)が掲載されており、「はい」「いいえ」に回答していくことで、技能実習の実施状況を確認することが可能となっており、大変役立つものとなっています。
実際組合でも自主点検シートの内容をもとに企業様の技能実習の実施状況を確認させていただく体制を整えております。
受入れ好事例とは?
ところで実際に他の会社ではどのように技能実習生を受入れているのかを知りたいという方も思います。
マニュアルには技能実習機構が検査や調査で把握した好事例も掲載されており、実際に技能実習生受入企業のどのような工夫が制度の運用の際に役立っているかが掲載されています。
技能実習生への指導体制の充実例や具体的なコミュニケーションの方法等が掲載されており、受入れの際に役立つ事例が掲載されています。
外国人技能実習適正実施マニュアルのダウンロード先は?
外国人技能実習適正実施マニュアルは外国人技能実習機構ホームページからダウンロードが可能となっています。
適時改訂されますので、ご注意ください。
まとめ
このマニュアルを参考に、技能実習生の受け入れを適正に行い、技能実習実施企業様と技能実習生の双方にとって有益な関係を構築することの一助となれば幸いです。
外国人技能実習生や特定技能受入れをお考えで下記のようなことがありましたら
エヌ・ジェイ・ビィ事業協同組合までお気軽にお問い合わせください
【費用について知りたい】【相談してみたい】【資料が欲しい】
上記のようなご相談やお悩みがありましたらお気軽にフォームをご利用ください。
【パンフレット、資料の内容】
●制度の簡単なご案内 ●受入れの流れ ●費用等
詳細な資料の一式を送信させていただきます。
