
こんにちは。
いつも外国人材の受け入れにご協力いただき、ありがとうございます。
今回は、技能実習生や特定技能の方を受け入れるにあたって、よくご相談をいただく「Wi‑Fi環境」についてお話しさせていただきます。
「そんなに必要?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はWi‑Fiがあるかないかで、実習生の生活の質が大きく変わっていきます。
いまやWi‑Fiは「あると便利」ではなく「ないと困るもの」
実習生の多くが、来日前に家族や友人から「Wi‑Fiがないと大変だよ」と聞いてきます。
日本ではモバイル通信が高めで、すぐにデータ制限がかかってしまいます。
そこで、言葉も生活も慣れない中で頼りになるのが、スマートフォンです。
実習生は来日時にほぼ全員がスマートフォンを持っており、地図アプリ、買い物情報、通勤ルート、日本語学習のすべてがスマホから始まると言っても過言ではありません。
そのため、住まいにWi‑Fiがあると、着いたその日から、安心して日常をスタートすることができます。
Wi‑Fiがあると、どんな良いことがあるの?
具体的には下記のようなメリットにつながります。
家族と顔を見て話せる安心感
毎日仕事をがんばっている実習生にとって、一番のエネルギー源は「家族との会話」です。
ビデオ通話ができるだけで、寂しさや不安がぐっと軽くなります。
日本語の勉強がスムーズに
最近は、スマホで使える日本語学習アプリやYouTubeの教材がとても充実しています。
Wi‑Fiがあれば、データ量を気にせず毎日コツコツ学習できます。
休日のリフレッシュも充実
休日に外出する場所を調べたり、映画を見たり、母国の音楽を聴いたり、SNSで友人とやりとりしたりと、Wi‑Fiがあるだけで“自分の時間”をしっかり楽しめます。
緊急時の連絡もスムーズに
病気や災害など、いざというときに連絡がつかないのはとても不安です。
常にオンラインでつながっている環境は、企業様にとっても安心材料になります。
特に実習生の母国で何かあった際に、母国の親戚や知り合いと連絡をとれることは大きな支えになります。
逆にWi‑Fiがないと……?
- 「すぐ通信制限になって、家族と話せない」
- 「動画が見られなくて勉強できない」
- 「ほかの会社の寮にはあると聞いてショックだった」
……といった声が、実際に実習生から寄せられています。
家賃や食事と同じくらい、“Wi‑Fiのある・なし”は住環境の評価に影響します。
せっかく良い仕事・環境を提供していても、ちょっとした生活の不便さが理由で不満につながってしまうこともあり、とてももったいないことです。
実際に導入した企業様の声
ある受け入れ企業様では、寮に光回線を導入されたところ、「夜になると実習生たちがリビングで静かに日本語の動画を見て勉強している」とのこと。
その後、「最近みんな明るくなった気がする」と担当の方も感じられているそうです。
家族との会話がしっかり取れることで、精神面の安定にもつながっているのかもしれません。
Wi‑Fi整備は、そんなに大変?
もちろん、通信環境の整備には多少の手間と費用がかかります。
とはいえ、最近は月額数千円で高速な回線が利用でき、複数人で使っても問題ないプランも充実しています。
導入に迷われている方は、注意すべきルールの作り方など、しっかりサポートいたしますのでお気軽にご相談ください。
最後に
Wi‑Fiは、いまや外国人材にとって「当たり前にあってほしいもの」の一つです。
家族とつながる安心感、日本語を学ぶ意欲、そして暮らしの楽しみを支える大切な土台になります。
受け入れ企業様にとっても、離職防止や円滑なコミュニケーションにつながる、見えないけれど大きな支えになります。
今後の受け入れ環境づくりのひとつとして、ぜひ「Wi‑Fi完備」をご検討いただけたらと思います。
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